
花空間☆を楽しむ
■ IKEBANA_k花空間
「IKEBANA_k花空間」の教室では、
生徒さん独自の作品(生け花)または作風を完成させていくのがメインテーマです。
習得するまでの過程は、どの分野でも山あり谷ありですが、確かな手ごたえを感じながらなら進む紆余曲折は、苦ではなく楽しい壁になります。
楽しく生けた作品は、花自身も楽しんでいます。 魅力ある作品になります。
■ 花空間
花空間とは、「花・花器・それらを取り巻く空間」すべてのことです。
花空間とは、「花・花器・それらを取り巻く空間」をひっくるめて花(作品)
と見ます。
つまり、お花はもちろん花です、しかし花器とそれを置く空間もすべて花(作品)
なのです。
花空間の意味を掘り下げて極小単位から組み立て直すと、
一本の花の形(花の頭から茎の足先まで)から生み出される空間、
二本目が重なり、 新たに生みだされる空間、
花器と花形がその周辺へ及ぼす空間が花空間になります。
そして花空間の見せ方が、花たちの魅力を引き出します。

花材から見たヒント
::花材から発する「色・形・材質」を受け取る::
::花材の「味」を覚える::
花を生けるとき、 「うん? これは、どうすればいいのかな??」 と迷った時
★ 花材の特徴を読む
・花材の持つ 「自然の姿」 からフィーリングを捉える。
・花材の持つ 「色・形・材質」 からフィーリングを捉える。
★ 花材を適切な位置で切る
・一本の花材(枝・葉・花)の姿をチェックする。
・「美」のバランスを読みながら、花材に鋏を入れる。
*ここまでの作業は、花材を細分化することです。
次は、細分化した花材を組み立てながら花形をデザインしていきます。
★ 花材を挿す
・花材の役割は、
A=主になる(枝・葉・花)
B=主を引き立て作品の幅、変化、動きを作る(枝・葉・花)
C=作品全体を引き締める (枝・葉・花)

花器
::花器の「癖」を読む::
花を生けるとき、相棒として最も必要不可欠なものは、花器です★ 花器を購入するポイント
花器に関してハッキリ言ってしまうと、花材を受け入れる気構えのある花器であれば、それは花器モドキでもOKです。
その「気構え」のある花器を見極めるには、生け花の経験を積む以外にはないのです。
その生け花の経験を積むとは、切り花にしてしまった花たちにもう一度命(エネルギー)を吹き込もうという意気込みです。
★ 花器選びは、作品(生け花)の魅力を左右する
花材が挿された花器は、すでに花器単体の存在をみるのは無理なのです。
花材と花器の一体感を通して花器の存在が見えるからです。 と同時に、
花材自身も花器との一体感を通して花材の存在が見えるのです。
つまり、生け花とは、花器と花材との融合体であり、それを取り巻く空間も抱き込んだものが「生け花作品」なのです。 花器と花材は、生け始めた途端に運命共同体になるのです。 生け花は、花器選びが重要ポイントなのです。
★ 生けるときの花器選びのポイント
まず、花材は、予算内で気に入ったものを購入します。 特に触れたことのない花材を選ぶ方が腕アップに繋がります。 (教室では、花材はすでに購入されています)
次に、手持ちの花器の「色・形・材質」からのフィーリングを読みながら花材とマッチするものを選びます。
時には、ミスマッチかな?の冒険をもしてみる。 新発見があるときもあり、改めてミスマッチであると確信するときもあります。 経験値こそ自分への宝です。
そして、花材の細分化方法で、ミスマッチではなく、新分野発見になることもあります。
*花材の細分化とは、一本の花材(花・葉・枝)の姿をチェックし、「美」のバランスを読みながら、花材に鋏を入れ切り分けることです。
PS.
2014・10・19 加筆・削除済み
2013・12・07 時点の恵の「IKEBANA_k花空間」のまとめです。
時が過ぎれば見えてくるものが、増えてくると思っています。
加筆or削除される項目もあるかもしれません。
いつかきっと、このページで加筆or削除されるでしょう、maybe.