<動画のコメンタリーを転載>
大地といのちの会の吉田俊道先生の「菌ちゃんファーム」を見学し、動画を撮影させていただきました。
↑ http://daititoinotinokai.web.fc2.com/野菜に虫が付くのは、「野菜が弱っているから」
元気な野菜には「虫がつかない」だから無農薬、無肥料でも素晴らしく美味しい野菜が育ちます。
人間の体と同じなんだなあと改めて感じました。
30分の動画です。
大地のいのちの会理事長 吉田俊道先生とhttps://www.youtube.com/watch?v=RUXLF2Pkfwg2017/07/12 に公開
<動画のお話の一部を抜粋>
虫という分解者は、酸化崩壊したモノが好きなんです。
人間とまったく別なんです。腐敗したモノを食べたら元気になるというそれが虫と菌だけなんです。。
美味しい野菜は栄養がたっぷりで虫が来ない。
良くできていて不思議に思いません?人間が美味しい~と思うきゅうり(野菜)は虫が嫌いなんです。誰が作ったんでしょうこんな世界は?
<動画の会話を、私なりにメモしました>
元気な野菜には虫は来ない、その発想の転換に気付かされた出来事はあったんですか?だんだん土が元気になってくる、だんだん菌が増えてくるわけ、だんだん野菜が強くなってきたわけ、何年か後にずーっと虫を取るようなブロッコリーと、この辺のブロッコリーにはちっとも虫が来ない、同じ畑の中で出てくるわけ、それで虫の来ない方のブロッコリーを食べたら美味しいです。虫のくる方は不味いんですよ。「
あ!そういうことかって!」土が良くなってくる、良くなってこない、見分ける方法があるんですか?例えばミミズとかミミズも虫なんです、青虫と同じ分解者なんです。分解者は必ず弱ったものしか食べない。
ミミズってよく調べると、固いところ、または腐った匂いのするところばっかり集まってくる。ミミズがいるってことは土をどんどんよくするお掃除屋さんがいるってこと、多いっていうことはお掃除しなければいけないくらい汚れがいっぱいあるっていうこと。
適度にミミズがいるくらいが良い。
植物を元気にする方法をいくつか教えて頂けたら?方法は、いろいろあるんだけど兎に角守らなければいけないのは、土の中を発酵菌優位の世界にしてしまう。
兎に角腐敗のない世界にすること。
発酵と腐敗、同じ菌を持つものですけどまったく違いますよね!まったく違います。科学的には分解の過程が人間に優位かどうかで分けていますけど、そんな近いものじゃないですよ。
野菜はもっとはっきりしていますよ。豆乳の腐ったものを千倍に薄めてかけるでしょう、一発で根っこがきゅっと縮まります。
家庭菜園する時の根切り虫は、堆肥が微妙に腐っていたら食うんです。ぜんぜん腐っていなかったら来ないんです。
カナブンは微妙に腐った方に卵を産むんです。蝶々は微妙に腐った方に集まってくるんです。
菌があるかどうか土を見ると大体わかるんですか?草でわかるんです。
双子葉類、葉脈が枝分かれしている草、全部じゃないですが概してそういう草たちは菌とつながるのが好きなんです。根の半分は菌なんです、だから取りやすいです。
逆に単子葉類、その辺にある尖がっている、スズメのカタビラああいうのは菌無しで生きているんです。自分で生きているんです、だからひっこ抜けないでしょ。菌がいないとああいう子たちが生きれるんです。
菌がいっぱいいると菌とつながっている野菜が優位になる。菌から栄養をもらえるから。
畑に行って双子葉類が多いかどうかでどこまで良くなっているか分かる。トラクターで耕してもいくら柔らかくしても、生えてる草が単子葉類なら、あなたがただ物理的に柔らかくしただけ。
菌ちゃん野菜を作っておられる方はどんどん広まっているんですか?素人の方に広まっています。家庭菜園で、
素人の方が素直にやるからできるんです。
農家の方もちょっと考えれば分かるんですけど、もう信じ込んでいる絶対に虫が来ると、なぜならその畑に菌がいないからですね。
キャベツにも虫が来るけど、青虫は少しでも弱った方が好きなんです。8月に植えたら弱っているから虫はきますが、ある程度9月10月になったら時期的に強いから菌とつながっていさえすれば元気いっぱいなんで、そうすると青虫もナメクジもより付かなくなる。
その土壌が変わっていくのは、年月がかかると思いますけど、最短でもどれくらいかかるんです?一ヶ月。
初めは雑菌(日和見菌/どちにでも転ぶ菌)がいっぱいいる、その子たちを発酵菌に持っていく。腐敗菌の状態では野菜が生育出来ないので発酵菌まで待たないといけない。半年から3年くらいはかかる。でも待ってられないから・・・
本格的な土づくりは半年でできる。昔は5年。無農薬で虫と取って頑張っているのが農家なんです。
一か月で作るっというのは、二酸化炭素で土をふかっとさせただけですから、また戻りやすい、でもずーっと続けているうちにいいのが取れますので、実質一か月でできる。(季節変わりなく?/司会者)真冬はダメです。
まず菌の餌を完璧に発酵させるんです。それを畑に入れて雑菌が来ないように覆うのです。自然界の営みを早くするのです。5年間を一か月でしてしまう。完璧に発酵してしまうとあと少々腐敗を入れても、発酵が腐敗に戻らない。
プランターでもできるが、プランターは冬野菜はいいが、夏野菜はすぐに水が切れたりするからね。水が切れるとストレスで野菜が弱る、夏野菜は大きなプランターでないと難しい。
社会は自分が生きるために競争社会の中でで生きているが、自然界は役割があってうまく折り合いをつけて生きていく世界なんです。草は取るのじゃなくて、たくさん草を入れると取りやすい草が生えてくる。皆知らないの。
競争社会から共存社会への価値観の転換、そこに人類の救いの可能性があるところに、本質的なところに共感している人たちがいる。
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