内海聡の『免疫の基礎③~ウイルスが侵入するとどうなるのか?~』

07 02, 2020


内海聡の『免疫の基礎③~ウイルスが侵入するとどうなるのか?~』
リラックスって免疫にはマイナス⁈ウイルスの侵入で体に起こること。


https://www.youtube.com/watch?v=a0mJ8VWFCLI

内海聡【公式】 YouTubeチャンネル
2020/06/21

PS.ニコニコ動画で視聴できます。
https://www.nicovideo.jp/watch/so39434304

   動画の文字お越しです。

前回は「腸管免疫」 「粘膜免疫」の話をしました。
そこが一番大事を、私は強く言いたい。一般的に皆が免疫と思っている免疫の話をしていきたいと思います。免疫が記憶するもこの辺の話になってきます。この講義は基礎と言うことで、教科書的なことをものすごく簡単にまとめているかんじなので、概要を掴むと言うことを意識してもらいたいなと思います。

内海聡の『免疫の基礎③~ウイルスが侵入するとどうなるのか?~』リラックスって免疫にはマイナス⁈ウイルスの侵入で体に起こること。


<<免疫の基礎③>>

免疫の多重防御があった後に、それでも体の中にウイルスとか細菌が入ってきた。その時の戦う方法と言うのが我々の体にはありまして、それが大きく分けると2つあり「自然免疫」「獲得免疫」に分かられます。

1.自然免疫と獲得免疫

自然免疫は
普通のばい菌だったりとか昆虫だったり魚だったり植物だったりにもありますが、

獲得免疫は
今の科学では、脊椎動物とか哺乳類とかに特徴的な免疫として扱われている様ですね。

この獲得免疫と言われているモノの中にも大きく二つがありまして、「細胞性免疫」と「液性免疫」という、そのような分け方の分類になっております。

それを簡単に私の下手クソな絵で書いてみたらこんな感じになるんですけども、

要するに自然免疫と言うのは
入ってきたら最初に働く免疫でもあり、機械的な、おかしいぞーと思ったらばぁーと働くようなそんなイメージ、だからほかの小動物にもあるというそういう感じですけれども、

  ここから画像で解説 図での丸枠は、顆粒球 四角枠は、リンパ球

自然免疫系の細胞
それは、この辺(丸枠)になりまして(好中球)(MF/マクロファージ)(NK/ナチュラルキラー細胞)(樹状細胞)
この辺は入ってきた異物とか病気で言ったら癌細胞とそういうものも含みますが、ばい菌が入ってくるととりあえず食べちゃうという、消化する役割を担っている。これが自然免疫系の細胞と言うことになります(好中菌・MF・NK)これは機械的に働く。

樹状細胞
これは「樹状細胞」で枝分かれみたいな細胞になっている。
これは特殊な伝達官みたいな役割がありまして、なんか来たら「来た」みたいなを伝える役割ですね。だからこっち(四角枠)に矢印を、、

ここ(丸枠)は得意分野と苦手分野がありまして
ここは大きい細胞は特異なんです。所謂ばい菌とか、癌細胞もそうだけどね、比較的大きい。大きいと言っても我々から見たら小さいのですけども、そういう風なものはこの人たちが担当分野と言うことになっているんですが、小さいものはこの人たち苦手なんですね、

その小さいものの代表がウイルスになります
ウイルスが来るとこの人たち(丸枠)はあまり対応が出来ませんので、こいつは樹状菌はそいつを掴む人、そうすると、「なんか小さいもに来たぞ」、でこっち(丸枠)は対応できないしで、こっち(四角枠)に伝える。簡単に言うとそういうシステムになっています。

そうすると、次に活躍する獲得免疫(四角枠)
獲得免疫で頑張るのはリンパ球です。

正確には採血で測る時は白血球の中にリンパ球をも含まれているんですが、顆粒球系とリンパ球系に分けられると言うことです。


2.細胞性免疫と液性免疫

そしたらこれ(樹状菌)から伝わって、T細胞とかTセルとか、名前くらい聞いたことある、あとヘルパーT細胞とかね。
伝達されたら「はい、頑張って!」って指示を出す人がおるわけです。それで大きく2種類の役割をやります。
細かく言うとここにもあるんですけども、ここは基礎だから基本が分かれば十分だと思います。

「はい、頑張って!」って指示を出す人がおるわけです。それで大きく2種類の役割をやります
一つはB細胞「液性免疫」が
ここにありますが、これに「はい、頑張って」って指示を出して「形質細胞」っていいうのに変わるんですが、いっぱい抗体を出して、ここ(Y)にウイルスとかくっつけて、認識したりとか倒したりとかとかをする、これがB細胞の役割で、これを「液性免疫」と言います。撃退みたいなイメージです。

もう一つがCT(キラーT細胞)と言います「細胞性免疫
このキラーT細胞に指令を出して、これ槍を持ているつもり、これ何をするかと言うと、ウイルスが入った細胞、ここに小さいから進入してしまうときもあるんです。そしたらこれは隠れているからいまいち分からないですね、この人たちあまり対応できないのですね、なのでこういう風になったしまったものを、細胞ごと倒す、そうような役割を担っているのがキラーT細胞だと言うことになり、これを「細胞性免疫」。

サイトカイン
これによっていくつものパターンに対応できるように基本的になっている。大事なのはこちら(四角枠)小さい方の担当です。こちら(丸枠)は大きい方担当です。
役割が分担されています。この指令を出すときのホルモンみたいなイメージですね、仲介物質として、命令するための物質みたいなものがあるんですけども、これを世の中では「サイトカイン」とかとか呼ぶわけですね

サイトカインにはいっぱい種類があります。
ハッキリ言って一般の人覚える必要はないです。オタクみたいに覚えている人とか、これが大事ですよと言っている医者とか見たら、こいつクズだと思ってください。そんなの覚えても現実には役に立たないからね。
知ってるとしても主だったものの名前を聞いたことあるくらいで、これは十分だと思います。
一応名前言ってきますけどもね、インターロインキンとかケモカインとかインターフェロンとか、薬でもインターフェロンが合ったりしますけど、造血因子と・・・そういう風に言われるものがサイトカインですね。これはものすごい種類があって覚えきれません。私も覚えていません。それを覚えても現実の世界では、あまり役に立たないので、そうやって間に仲介物質が入ってこういう風なシステムが動くんだと言うことを知っていればまぁ十分かなと思います。

一部記憶するシステム
ウイルスとかは小さくて、今度来たときも見つけ辛いのイメージですかね、だから覚えておけば次来た時に対応しやすくなるジャンと言う感じで、我々の体は前に来たものを一部記憶するシステムが出来ている。
これも実際にはリニューアルされて行ったりするのでこれに、これ(一部記憶するシステム)に完全に依存しているわけではないというところもとても大事なところだと言う風に思います。

こうやって小さいものと大きいものを分けながら役割分担をしていて、「補体システム」
あとこっち(四角枠リンパ)から「ちょっとあんたたちもがんばってよ!」ってそういう指令を出すシステムもあります。これは医学的に言うと「補体システム」、医療関係の人は名前くらい知っておいてもいいと思うですけども、結構なラインがあるんですけども、こういう風な相乗作用で、体に入った異物を対処していくと、

城壁の方が大事なんですよ
こうやって(ウイルス等が)入った後も多重システムになっている。
元に戻って大事なのは、これ(丸枠と四角枠)が大事じゃないんですよね。
それよりも城壁の方が大事なんですよ。
本当に城攻めのイメージで良いと思うのです。
城攻めするときは攻めてくる人が居って、城塞が一番大事、それで殆ど全部防ぎますし、あと上ってきたら、残酷だけど油を流したりとか火をつけたり弓矢を放ったりとか、いっぱいすると思いますけど、それで殆ど全部倒しちゃいます。
そっちの方が大事なんです。弓矢がないと困るし、簡単に城壁を上られる方が困るからそっちの対応の方が大事で、それを2回目(免疫基礎①②)まで言ったこと、それでも入ってきちゃったりする、相手の兵士でも強い奴が居ったりしますね、そしたら初めて城塞の上にいる兵士が伝達をしながらさらにこいつを倒すみたいな感じで動く兵士がこの人たち(円枠と四角枠)と言うことになっていて、兵士だけ見るのは戦略としておかしい訳ですね。
その意味でもこっち(免疫の基礎③)より前(免疫の基礎①②)が大事だと言っておりますので、そこを何度も言いますが意識してもらいたいなと思います。
後は、(兵士たち)を頑張って動かすためには、材料としての我々の食事とか栄養とが大事になるんですけども、

ここでちょっと注意してもらいたいのが「精神と免疫の関係」
殆どの人が精神状態リラックスしていると免疫が良くなるとか思っていたりするですね、実はこれ語弊があると思います。
と言うのは、これ医学的には分かっていることなんですけども、リラックスして精神状態が良いとね、リンパ球の比率が上がると、実際に副交感神経優位になってリラックスして状態でリンパ球の活動が活性化すると言われていて、緊張したり戦うモードのときは生命液の方の白血球の顆粒球の比率が上がると、言われているわけですね、。

そこから何がどうなったのか、リンパ球ばかり目をつけるようになりました。
いつもヒーリング・癒し・リラックスみたいに副交感神経どんどん優位にしてみたいになったわけなんですけども、それってウイルスの時はもしかしたらいいかもしれません。こちらは小さいものをよく対応するものだから、良いかもしれませんけど。

こっち(顆粒)の普通の場合本当に良いかどうか考えてみてください。
顆粒が弱くなりリンパが強くなる、逆に戦闘モードのときは顆粒が強くなりリンパが弱くなる。
これにホントに善悪はないのですね。
代替療法の世界でもこれの(お金)ためにねなんでも癒せばいいと、そうすると客が来てくれるから儲かるからそんな風に売り込みをしている人が多いですけども、本当はそれをやってもこっち(顆粒)が働かないから良いとは限らないですよ。下手に逆に悪くなったりとか、癌対応なんかでも言えたりする

精神を強くするのは大事だと思います。自分の精神とか生き方とか考え方を強くすると言うことは大事だと思うですけど、単に何にも考えないで「あーんとリラックスしたりとか」自分の中の軸がしっかりあるわけでもないのに、なんかよく分からないけどなんでも敵対しているだけとか、そういうようになってしまったら、これ。。。へったくれもないですから、リラックスしたりストレスがないから免疫が強くなるという考え方をするのはちょっと問題があるので私はオススメしません。

リラックス=免疫UPではない。

そこはちゃんと頭に置いてね、免疫普通の基礎として言われていることなので、何でもかんでもリラックスする方に持っていかないことも大事なことだろうなと。
これで大体、「自然免疫」、「獲得免疫」、「細胞性免疫」、「液性免疫」の違いの初歩的なことは言えたんじゃないかなと、

次回はこの免疫に違いからさらに一歩進んで、どういう所でもっと具体的に我々は、身の回りの生活とか、ウイルスとかに関係してくるのか、薬に関係してくるのかを次は話していきたいと思います。

関連記事
●ワクチン&マスクでGo To 奴隷化社会!医師内海聡の提言~ワクチンの正体最終回~
●ワクチンが義務化になるとどうなる?内海聡が陰謀論について言及‼~ワクチンの正体④~
●NHKに騙されるな!検証、ワクチンの有害性。マスコミは嘘をつく⁈~ワクチンの正体③~
●内海聡の医学的考察!打った人が感染症を広めるインフルエンサー⁈~ワクチンの正体②~
●これを知ってもワクチンを打つ?現役医師内海聡が警鐘を鳴らす~ワクチンの正体①~
●神回!感染症がなぜ重症化するのか?免疫の暴走、サイトカインストームとは⁈~免疫の基礎④~
●内海聡の『免疫の基礎③~ウイルスが侵入するとどうなるのか?~』
●内海聡の『今こそ聞いて欲しい免疫の基礎②』
●内海聡の『今こそ聞いて欲しい免疫の基礎①』 動画

   動画の文字お越しをお読みいただきありがとうございます。

 にほんブログ村 花・園芸ブログ 花のある暮らしへ
プロフィール

恵

Author:恵
独自の作品を創る
生徒さんと私の作品紹介

ランキングサイト
重要!!!!
本発売「医師が教える新型コロナワクチンの正体」内海聡
医師が教える新型コロナワクチンの正体
内海聡の「健康と病気の本質」
https://www.nicovideo.jp/watch/so39764540
文字お越し: 内海聡の「健康と病気の本質」
薬を使わない自然流育児を提唱するスゴい小児科医!
真弓定夫 元真弓小児科院長 https://sugoihito.or.jp/2013/01/5784
市民をつなぐ党 ・ チーム日本
<市民をつなぐ党主催>チーム日本シンポジウムのお知らせ https://nico.ms/so41504811
2023年1/14東京中野、1/28神戸、2/4福岡でシンポジウムを開催します。 これから日本の方向性を決める大事な選挙が続き、私自身のこともふまえて熱く語りたいと思いますのでぜひ会場にお越しください。(by うつみん)
市民をつなぐ党/ホームページ
https://tsukumin.org/
市民をつなぐ党について https://shiminnoto.jp/
脱政党政治のパーシャル連合 チーム日本
https://team-nippon0923.com/
アーカイブ♪記事に貼りつけたURL
カテゴリ 「保存しておくサイト・記事・動画集」 内の記事名「<保存しておく記事・動画>」にストックしています。
最新記事
カテゴリ
リンクとアーティクル
このブログをリンクに追加する
検索フォーム
ランキングサイトフォロー!





IKEBANA_k花空間 /社会毒を避けたい - にほんブログ村


PV(ページビュー)アクセス
PVアクセスランキング にほんブログ村
QRコード
QR
コンパクト月別アーカイブ
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ